ヒーリングサロン　コーラルフラワー　

photo by プルメリア


母は戦争体験者。当時７歳だったと言います。
母から生々しい戦争時代の話を時々聞きます。

体験したことのない私にも、
恐ろしさ、恐怖、悲しみ、辛さ、大変さが伝わってきます。

７歳と言う幼い子供が、
鮮明に覚えてしまうほどの体験だったのだったのです。

母は、妹を戦争で亡くしました。
爆弾が飛んできて、運悪く太ももにあたり
方足が切れてしまったそうです・・・
薬もなく、血を止めることもできづ、ただ死を待つばかり・・・

どんな思いで家族は、最後の別れをしたのでしょう・・・
考えるだけで辛くなります・・

それでも母は、アメリカの方たちを悪くは言いません。
母は手の薬指に弾があたり、指がブラブラしていたところ、
それに気づいたアメリカ兵が、指差し
「ヘイ！！」と言って近づき、手を取り
木の枝をぶらぶらとした指にあて、包帯で巻いてくれたと言います。
そのおかげで、すっかり指は元通りです。
母は、
「アメリカだけが悪くないよ～」て、言います。

本当に生きていてくれて、ありがとう！


妹さんは何年も時が過ぎても、地上で私たちのそばで
その当時の５歳のまま、そして片足がないまま過ごしていました。
私のそばをずっと離れずに・・・
その事に気づき、光へと帰っていただいたのが２０年前。
戦争がだいぶ経っているのに、彼女はあの当時のままだったのです。

そういう魂が、現在も存在します。
以前よりは、だいぶ減ってきましたが。

慰霊の日に、素晴らしい時間を過ごしてきました。

沖縄の神人（カミンチュ）と、私たち参加者の祈りで
始まった「地球の心　平和の祈り」コンサート。

琉球太鼓や、エイサー、チベット仏教の平和の祈り・・
プログラムが進むにつれ、大勢の魂が集まりました。
魂の故郷からいらした方や、未だ地上に残られている方々。

会場中が一体となり、楽しみ癒され心から平和を願いました。

ウォン・ウィンツァンさんのピアノ演奏は、童謡で始まりました。
「海」
「シャボン玉」
「故郷」

優しく、温かいピアノの音色に涙が溢れました。
懐かしい音楽に、魂さんたちも楽しみ口ずさんでいたことでしょう。

「今は、光の国で楽しく過ごしているよ！皆さんを見守りながら！
ありがとう・・ありがとう・・」
と言う、温かくやさしいメッセージが届きました。

そして、今回のコンサートで癒された魂がまた、光へ大勢帰られました。
とても、とても素敵なコンサートでした。

戦争で良いことなんて何一つもない。
でも、あの悲惨な体験があったからこそ、
一人一人の命がこんなにも大切なんだと・・
そして、平和であることのありがたさを
気づいたのかもしれませんね。

私達が存在するのも、あなた方のおかげです。
また新しい命をつなげてくれて、ありがとう


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みなさまにたくさんの喜びがふりそそぎますように


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photo by プルメリア

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