夏の思い出

 











photo by プルメリア


学生の時から、離島めぐりが大好きで
夏休みには必ず行く島がありました。

この島は、本島から近く船で２時間くらいの小さな島です。
とても海がきれいで、シュノーケルするには、最高の場所なのです。
でも何だか、さみしい感じがする島でした。


つい何年か前の話です。
夏になると行きたくなる、あの島へ会社のメンバー１０人くらいと
なぜか？親友Ｎａｎａと行きました。

昼はシュノーケルを、夜はバーベキューを食べたりと楽しみました。
それから、Ｎａｎａと私は、民宿近くの港でビールを飲みながら
星を眺めたり、楽しくお話をしていました。

波もない、とても穏やかな海でした。

よく見ると？？？？？
ビックリです！！
うみから、大勢の霊ちゃんが私たちの方へ向ってくるのです。
２・３人レベルではないですよ！
もう、５０人とか１００は居たのではないでしょうか？
えっ！何？どうしたんだろう・・・

よく見てみると、血だらけの方などが見えます。

私：「あっ、戦争で亡くなられた方たちだ！」

Ｎａｎａに伝えると、ビックリ！！していました。

Ｎ：「どうするの？」

私は、とっさに祈りはじめました。
「戦争は終わりましたよ。あなた方のおかげで、
今私たちは、幸せに生きています。
ありがとうございます。
もう、安心して光にお帰りください・・・」
などと・・・

死者の方たちは、安心したかのように何人も、何人も
お空の光へと帰られました。

Ｎａｎａには死者は見えませんが、お空の光が見えていたようで

Ｎ：「空に心臓のように赤く、ドッキン・ドッキンって光が見えるよ。」

私：「そうそう！亡くなられた方たちを、あの光へ案内しているの。
　　　あそこが、帰る場所だよって。成仏して下さいって。」

しばらく祈りつづけました。

Ｎ：「あっ光が、弱まってきたね」

私：「もう、ほとんどの方が、光へと帰られたから。」

ふぅ～って、安心してたらまたまた海の方から・・・

私：「さっきと同じくらい大勢の霊ちゃんが向かてくるよ！」

Ｎ：「霊ちゃん達の間で、話題になってるんじゃない？
　　あの人のところに行ったら、成仏できるって！さぁ。
　　まぁちゃん、人気なんだよ！」
って、のんきなＮａｎａ・・・

私は、祈り続けました。


次の日の記念撮影では、疲れきった私の顔が写っていました


それからしばらく経って、あの教科書問題！！
集団自決をもみ消されてはならないと、
島のお年寄りがテレビに出てるでは、ありませんか！
あの問題はどうなったのでしょうか？

私は、この島が戦争で大変だったなんて、知らなかったのです。
あの海での出来事になっとくしました。

大勢の方が光へ帰られて、島もまたよりいっそう美しく、
現在はサンゴ礁の養殖などもされていて活気づいています。

今年も行きたいと計画中です


。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ


　　　　　　みなさまにたくさんの喜びがふりそそぎますように



ＨＰはこちらから↓
　　　　　　　http://www.onb.jp/shop/coralflower/