60歳のラブレター

コーラルフラワー

2008年11月28日 18:56

「60歳のラブレター」というテレビ番組がありました。
同じタイトルの本を読んだことがあったので、
タイトルにひかれて見ました。

長年連れ添った伴侶へ向けてのメッセージだったり、
戦争で一緒になることが叶わなかった天国の彼への手紙、
また、初恋の君への時を経ての思いだったり、
単身赴任のご主人へ伝えたいことだったり。。
とにかく愛のいっぱい詰まった素敵な本なのでオススメです。

番組はその本に掲載されたご夫婦の特集でした。
人生の先輩達の愛のエピソードを少しご紹介します。

50代のご夫婦 ご主人から奥様へ

ご主人の手のひらの「生命線」はとっても短いそうです。
そこで、毎朝会社へ出勤するとき奥様オリジナルの儀式で送り出してくれるとのこと。
それは
ボールペンでその短い生命線に太く長ーく延長線を書いて
「おとうさん、おかあさん、ご先祖様今日も一日お守りください。
ありがとうございます」(だいたいこういう内容でした)
と唱えお祈りする。というものでした。
この儀式はもう8年も毎日欠かさず続いているようで、
会社の部下に
「その掌の落書きどうしたんですか?」といわれ恥ずかしかったじゃないか。
と言いながらも、奥さまの愛情に幸せと感謝を伝えたものでした。
いつまでも、仲良しなお二人の姿はやっぱり微笑ましくって素敵ですよね。

手相占いもなんのその。
愛する人は私が守ります。っていう
奥さまの「長生きしてほしい。ずっと一緒に今の幸せな時をすごしたい。」
という思いが愛のバリアーになり
いろいろなマイナスのものからご主人を守り、幸運を引き寄せているのでしょうね。

他にも山あり、谷あり
嵐の日も、春の木漏れ日のような日もいろいろなエピソードがありました。



改めて、「人生」はドラマチックだなあ。と思いました。
みんな映画の主人公をはれるくらいの素晴らしい
時を過ごしているってことに気づきます。
人生を「悲劇」にも「喜劇」にもするのも自分次第ですね。



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