青い夜
彼女はお付き合いをしている彼のお誕生日に、
以前からいってみたかったレストランを予約しました。
普段ごちそうになってばかりなので、
お誕生日のお祝いに彼をエスコートです。
運よく、窓際の夜景のみえる席に案内されました。
ワインで乾杯！
ステキな雰囲気とおいしい食事におしゃべりも楽しくゆっくり時間が流れます。
メインディッシュのお肉が運ばれました。
おいしい～♪
上機嫌でお肉を切り分け口に。
すると、
青い小さな無数の光が彼女をとりかこみました。
幻想的な美しさにうっとりです。
思わず、ナイフとフォークをもつ手がとまります。
彼女の様子に気づいた彼は
「どうしたの？」
彼には見えていないようです。
首をかしげて、お構いなしに食事を続けます。
彼女も、おいしい食事を続けていただきました。
いつの間にか青い無数の光は消えていました。
すてきなある夜のお話でした。
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